天保11年創業
野口染工場

野口染物店

野口染物店

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東京の藍染江戸の粋を醸し出す“長板中形”

表と裏がまったく同一の模様。
布ゆえに少しでもずれれば透けてしまうが、
長板中形ではぴたりと一致する。
ふとした時に見える裏面にも表と寸分たがわぬ柄が施され、
まったく隙がない。
江戸の洒落、粋を生む技術こそ長板中形の最大の特徴だ。
表と裏がまったく同一の模様。

もっとも身近な和装・浴衣。色艶、涼しさ、愛らしさなど、
その風情は染め付けられた柄によって大きく変わる。
長板中形ではその柄自体にも奥行きや深み、
硬軟などの演出が施されている。
違いは染めや型紙の作り方からくる。
たとえば半円形の小刀を用いる錐彫りでは奥行きが、
小刀を引いて切る引き彫りでは迷いのない力強さが現れる。

染めの技法

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地張

一枚板の長板に、半反分(約 6.5m)の白い木綿の生地を張りつける。
歪みやたわみを作らず、完璧な均等さで張るのである。

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型付け(表)

渋紙で作られた型紙で表面に柄をつける。型紙の上からヘラで糊を置く。柄にズレや隙間が生じないようきっちり合わせる。
もち米と糠で作られた糊には、裏を合わせる時に見やすいよう赤い染料が入れてある。

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型付け(裏)

型付け(裏)糊が乾いたら長板から生地を剥がし、裏面にして張り替えて型付けを行う。
うっすらと透ける表面の柄を見極め、毛先ほどもずれないよう型紙を重ねて糊を置く。生地の張り方も表裏では加減が違いそこにも技術が必要になる。

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藍の見極め

藍は生き物。地中から口だけを出した藍瓶には200年以上守り伝えられてきた伝統の色・藍が入っている。
瓶の中で発酵し、それぞれの濃度が違う。毎日藍を見、攪拌(かくはん)して音を聞き熟成度を確かめ、染に最適な藍を見つけ出す。

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染め

柄を生み出す糊は水に入れると徐々に落ちていいくため、時間との勝負になる。キレイに折りこんだ生地をつけると、藍瓶の中で生地が花のごとく開く。藍が生地に定着したのを見計らって引き上げる。
次いで生地を広げてしばし空気を含ませ、また藍瓶につける。1回目より2回目、3回目と徐々に藍が深くなり、柄が金色に輝き始める。
江戸の粋である藍染が産声を上げる瞬間だ。

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洗い

染め終えた生地は一旦広げて乾かし、色を定着させる。
その後、ぬるま湯に布を浸して糊をふやかし、手製の小箒で優しくなでる。
表裏を丁寧に洗うと、糊で防染された柄が白くくっきりと浮かび上がる。

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仕上げ

仕上げ 一晩水に浸してから外干しする。
皴ひとつ歪みひとつつけないよう生地を均等に張り、乾燥するにつれて柄がくっきりと浮かぶ。時が経つにつれ味わいを増す長板中形は、約10日程費やして生み出される。

染物体験

新宿からJR中央線快速に乗って約45分「八王子」駅からバスで20分のところに野口染物店があります。

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参加可能人数 1名様〜25名様まで団体可能(応相談)
対象年齢 3歳以上
参加プラン 1時間コース :ハンカチ・バンダナ・手拭
2時間コース :Tシャツ ・ストール等
持ち込みコース:天然素材以外でも染める事は可能です。ご相談下さい。
時間 午前の部 9:00〜11:30
午後の部 13:00〜15:30
※実質作業時間 1〜2.5時間程度
定休日 不定休
お申込方法 お電話 もしくは お申込フォーム からご連絡ください。
料金 1人1500円〜
支払方法 現地にて現金でのお支払い
服装 動きやすく、汚れても良い服装と靴でお越し下さい。
※体験時に藍がお洋服や靴に飛ぶ可能性がございます。
※エプロン、ゴム手袋はご用意しております。
持ち物 「1時間コース」と「2時間コース」は手ぶらでお越しいただけます。
「お持ち込みコース」は、素材を一度洗濯してもらえると、より藍が染み込みやすくなります。
キャンセルについて 前日までにご連絡お願いします。
染物体験お申込フォーム

アクセス

バスをご利用いただけます。

八王子駅 北口⑥⑦番乗り場より(⑥工学院大学直行は止まりません)
「西中野2丁目」より徒歩1分

西八王子駅 北口①番乗り場より(①楢原町・川口小学校 行)
「鶴巻橋」より徒歩2分

駐車場 なし 近隣コインパーキングをご利用ください